瀬谷北部地区の「社会を明るくする運動」が7月9日(日)午前10時から上瀬谷小学校体育館で開催されました。梅雨時期にも拘らず薄日が指す暑い日で出演者、聴衆とも汗を拭いながらの半日でした。村田広美中屋敷町内会副会長の司会進行で主催者側、ご来賓の方々の紹介で始まった式典では堀野州男瀬谷北部町内連合会会長のご参加くださった方々への御礼のあいさつ、ご来賓を代表して植木八千代瀬谷区長の運動の趣旨を交えたごあいさつがありました。
第一部の講演は瀬谷警察署生活安全課防犯少年係の米川聡様による「特殊詐欺に合わないために」と題するお話で聴衆を巻き込んで特殊詐欺の実際のやり方について説明がありました。
続いて第二部が地元中屋敷太鼓連による演舞でにぎやかにふたを開けました。
今回、太鼓の迫力のある演奏に加えポエポエフラのフラダンスとのコラボという新しい境地を中屋敷太鼓連は始めたようです。
次に登場したオカリナゲンセキ様によるオカリナ演奏は会場内を犯罪、非行とは程遠い穏やかな、心に染み入るような音色で包みこみました。特に「天城越え」はオカリナの演歌との整合性を図った新天地で大きな拍手に包まれました。また、オカリナゲンセキ様は地元のオカリナ演奏グループ「ハーブ」を指導し本日はそのグループとの四重奏を発表したり、オカリナには様々な大きさや種類があり、楽器について詳しい説明と閉会後の楽器についての子どもたちの質問に答えたりオカリナを広める努力を垣間見ることが出来ました。
最後に登場は小山流総師範の小山貢憲様と師範の小山憲斗様お二人による津軽三味線の演奏でした。勇壮な演奏と憲斗様の民謡の歌声には聴衆からも合唱の歌声が聞こえました。貢憲様は上瀬谷小学校出身で母校での演奏は初めてのことで感慨深いものがあったと思います。また、憲斗様は相沢小学校時代に弟の担任が来賓で来られている小林京子上瀬谷小学校校長であったことを明かし再会を喜び合っておりました。
ステージが終わり12時、阿久津修瀬谷北部地区社会福祉協議会会長が閉会のあいさつを行いお開きとなりました。聴衆は約120名でした。今回の運動に事前から準備くださった町内会、自治会の方々ご苦労様でした。