7月10日(水)に、上瀬谷小学校6年生を対象として、堀野州男さんから上瀬谷のまちの歴史についてお話をしていただきました。その名も「おらが町を知る」。そして、授業をしていただいた場所は、上瀬谷小学校の教室…ではなく、妙光寺のお堂。明治時代には、寺子屋として子どもたちが勉強した場所です。今回は、教室を飛び出して、明治時代の子どもたちと同じように、妙光寺にて上瀬谷のまちの歴史を学びました。
堀野さんのお話の中には、自分の住んでいる地域や聞きなれた地名、歩き慣れた通学路がたくさん出てきました。子どもたちは、普段生活している場所それぞれに歴史があり、現在まで脈々と受け継がれてきていることを知りました。また、自分の住むまちのこれまでについて知りたいと思ったり、深く追及したいと思ったりしたことがなかったと振り返る子どももいました。
また、子どもたちにとっては「おらが町を知る」機会であると共に、上瀬谷のまちのために一生懸命になっている地域の方がいることを知る機会にもなりました。大人になって、やがて上瀬谷のまちを巣立つときが来ても、ふるさとに誇りをもち続けることができる人に成長できるよう、「おらが町を知る」と社会の歴史学習をつなげて学習活動を進めていきます。
上瀬谷小学校6年他担任 永野美菜先生 寄稿